溶接機の選び方|意外と簡単?自分好みに金属加工

家庭用溶接機の選び方はさまざま。

以前の溶接機といえば、

――屈強な職人が師匠の下で長年鍛錬し、黙々と工場内で使用する―。 

というステレオタイプなイメージがありました。

< イメージ図>

そんな溶接機、実は日々進化しています。
ガスを添加しなくても使える、フラックス入りワイヤー

高度なワイヤ送りの技術がなくても使用可能な半自動送り機能など、
今は初心者に優しい製品が次々と登場しています。

家庭内で「ここを直せたらいいな」「職人さんにお願いしなくちゃ」のまま、止まっている修理はありませんか?

皆さんのご家庭でも、修理可能な幅を広げてくれるのがイマドキの溶接機
屈強な職人にならずとも「今週末は庭の柵を直そう」と、気軽に手に取れるラインナップが増えています。

< イメージ図>

トンカチにも鉄用・木工用とあるように
溶接機も「何を溶接したいか」「どこで使うか」「どの程度の仕上がりを求めるか」によって選ぶべきモデルが変わります。
以下の3つのポイントを押さえることで、自分に合った溶接機を見つけやすくなります。

溶接機ってなにができるの?と思っていた方でも、自分の生活に合った溶接機がわかれば、ちょっぴり興味が出てくるかもしれません。

1. 使用する電源(100Vか200Vか)を確認する

家庭用のコンセントで使いたい場合は、100V対応モデルを選びます。より高出力で厚板や連続作業に対応したい場合は、100V/200V両対応モデルが適しています。


MIG120S

MIG120L

MMA120

MIG140P

MIG160P

単相100V

単相100V/200V

×

×

×

※製品別対応表
POINT!
テキスト

2. 溶接方式の違いを理解する

溶接方式

特徴

初心者向けか

MIG(ノンガス)

ワイヤーで連続溶接。ガス不要で手軽

◎ はじめやすい

MMA(アーク)

棒状の溶加材を使用。屋外に強い

○ 比較的簡単

LIFT TIG

別途、ガスが必要。仕上がりが美しい

△ 中・上級者向け

使用する用途(修理/カスタム/美観重視など)に合わせて方式を選びましょう。
POINT!
テキスト

3. 対応できる板厚・素材を確認する

例えば、アルミ素材の溶接を行いたい場合は、パルス機能付きのTIG対応モデル(例:MIG160P)が必要です。家庭内の鉄製家具やDIYであれば、MIG120LやMMA120でも十分対応可能です。
POINT!
迷ったら、「どこで使うか(電源)」「何を溶接するか(素材・厚さ)」「どこまでの仕上がりを求めるか(方式)」の3点で検討すると、失敗が少なくなります。

溶接機を安全に使うために|基本ルール

・遮光面・手袋・長袖の作業着は必ず着用
・換気のよい場所で作業を行う
・周囲に可燃物を置かない
など、基本的な注意事項があります。

溶接は高温・高出力の作業です。正しく扱えば安全ですが、基本的な対策は必ず守りましょう。
また、目的の溶接を行う前に端材で設定の確認をするのもおすすめ。
これらを守ることで、初めての溶接でも安心して作業が進められます。
POINT!
テキスト

実際に使ってみよう!

"直す"だけでなく、"生み出す"ことができるのが溶接の醍醐味です。

家具やラックの補修

ぐらついた椅子や、折れた棚の支柱などを補修すれば、買い替えの必要がなくなります。

バイク・自転車のカスタム

ステーの補強や荷台の取り付けなど、金属パーツを自作・修正できます。自分だけのカスタムにも対応。

キャンプ・アウトドア用品のDIY

焚き火台、ラック、アイアン小物など、キャンプ道具もオリジナルで制作可能。

アルミ素材の加工(上級者向け)

MIG160Pなどの上位モデルなら、パルス機能により薄板アルミも美しく接合可能です。

 



自分好みのプランターラックを作ったり、自分の中でしっくりくるモノを生み出すことが可能です。

EENOURの溶接機

いかがでしたか?

特別な技術や道具がなくても、EENOURの溶接機と、少しのアイディアがあれば
暮らしの中の“ちょっとした不満”を、自分で解決できるようになります。
プランターラックはその一例に過ぎません。 キッチン収納、ガーデンスタンド、室内の飾り棚……。
溶接ができると、DIYの世界は確実に広がります。
あなたの世界を実現可能にするお手伝い、相棒役はEENOURにお任せください。